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京和晒綿紗のガーゼ

汗ばむ季節になりました。

創業大正14年、京都で昔ながらの和晒の製法でガーゼを中心とした寝具を作っている
大東寝具工業による〈京和晒綿紗 きょうわざらしめんしゃ〉を使用したガーゼハンカチがおすすめです。

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京和晒綿紗 ガーゼハンカチ3重合わせ  ¥500+税 
サイズは20cm四方で手のひらサイズ。縁取りの色は7色あります。

そもそも、晒(さらし)とは。
綿布の紡績後に不純物や色素、匂いなどを取り除き、生活で使える繊維製品にするためにする工程のことです。

現在主流になっている「洋晒」は、機械により数十分という短時間で行うため、綿布に負荷がかかりやすく、
塩素系漂白剤や柔軟剤といった化学物質が添加されることが多いのですが、
大東寝具工業では昔ながらの「和晒」の製法をとっています。
和晒釜という大きな釜に綿布のもと(原反)を入れ、丸4日間もかけてじっくり綺麗にしていくのです。
綿布を引っ張ったり伸ばしたりといった負担もかけないので、
繊維の一本一本の形状が壊れることなく、自然にソフトな風合いのガーゼに仕上がります。
仕上げは、天然水で水洗い。
滑りをよくするために沖縄産の天然の澱粉糊を使用する他は、柔軟剤や化学染料などは一切使用していません。

その特性から、主に医療用に使われることも多い和晒。
良質で安全なガーゼで、健やかな毎日を。
京都のお土産としても、おすすめです。






2015-05-24 | Posted in news | No Comments »

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