先日こんなことがありました
ある造形作家の方より、知人を介して私に彼の作品集をつくるため是非、撮影してほしいという話がありました。
その造形作家がなぜ僕を指名されたのか聞いてみると、私が6年前に作った「日本のこころ<時空>」という古書店の片隅に置かれていた写真集を見つけ買って帰られたそうです。私はその話を聞いて嬉しく思いました。
ところで、この本は自費出版でどこの本屋にも販売しておらず、ただ知人達に献本した 数十冊のうちの1冊だったのです。不要になって古本屋に回されてしまったのでしょうかーーーー。
自分が造った本にこんな形で再会できるとは、心境複雑です・・・。
しかも新たな「仕事」とともに。まさに「人間万事塞翁が馬」。
亀村俊二