父から習った写真



中学生のころ、父から「写真の撮り方」を習ったことがあります。

シャッタースピードと絞りの関係のこと、ピントのあわせ位置、カメラの構え方は、「両足を肩幅に開き、脇をしめ、」「左の掌にカメラを軽く乗せ、右手は添えるように、」「人差し指の先端で真上からシャッターボタンをそっと押す。」「その瞬間は軽く息を止めて、」などです。

今、私は京都精華大学の写真の授業で、この「ブレのない、シャープな写真の撮り方」をいちばんに教えることにしています。
父から習ったことを懐かしく思い出しながら・・・・。

その時、学生たちは私の実演するカメラの扱いに目を輝かせて乗ってきます。
そしていつも、私は父の言葉をそのままに繰り返している自分の姿に気づくのです。

亀村 俊二

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