このたび我が家からテレビがなくなりました。アナログから地デジに切り替わることをきっかけにテレビというものを我が家から無くしてしまえと考えたからです。だからといって今までテレビに頼っていなかったかというと決してそうではありません。どちらかというと、テレビはよくつけていました。朝はNHKの連続ドラマから始まって、昼は食事の時についスイッチを入れてしまいます。夜は寝るまでずっとテレビがついている状態でありました。私は寝付きは良いのですが、すぐに目を覚ましてしまいます。夜中に不安になってまた2時頃から朝方まで小さなテレビをつけっぱなしでうとうととしてしまう、そんな悪循環が続いていました。我が家からテレビが無くなったのはこれが初めてではありません。子供達が小さな頃、ファミコンの取り合いなど家庭内が異常なことに気付き家からテレビというものを無くしてしまったことがありました。数年経って、おばあちゃんが昼に一人でいるのが寂しそうだからと言う理由で十数インチの小さなものをひとつ置いたことで、またもとに戻ってしまいました。それがこのたび地デジの切り替えにより、テレビの画面が砂嵐とともに無くなってしまったのです。妻がドラマやサスペンスが見られなくなったので寂しいと言っていました。私も夜中、どうなるのかと大変不安でした。ところがテレビが無くなって一ヶ月ほど経ちますがそんなに変化がありません。むしろ、時間を有効に使い、また違ったスタイルの生活が始まったようです。
数年後、我が家にまたテレビが存在しているかどうかどうか・・・?
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